利益は目的か手段か、そして糖質制限食

我々が実践している糖質制限食について、今まであまり考えなかった、
目的や手段について、今回取り上げてみます。

〇それでは、目的と手段について、実際に例を示してみました。

●糖質制限食を作る場合
・ 目的は、糖質制限食(完成させる)
・ 目標は 低糖質・美味しく
・ 手段は、食材を調理する

●糖質制限食を食べる場合
・ 目的は、健康や血糖値の改善
・ 目標は 血糖値・体重等の数値
・ 手段は、糖質制限食(食べる)

〇糖質制限食を作って食べるまでに、目的にもなり、手段にもなることが分かりました。

別の例をご覧ください。

●小学生の場合
・目的 テストで良い成績をとること(小学校で)
・目標 〇〇点取る
・ 手段 算数や国語などを勉強する。

●中学・高校生の場合
・目的 高校・大学に入学すること
・目標 合格圏内に入ること
・手段 テストで良い成績をとること(入学試験で)

つまり、目的と手段は相対的に決まることがお分かり頂けましたでしょうか。

次に目的と手段そして目標を含め整理してみました。

目 的とは、目指す事柄を言います

目 標とは 目指すべき状態(定量的・定性的に表されます)
目指すべき具体的なもの(模範的な人物や特定の資格など)

そして、目標に意味が付加されて目的となります。
意味とは、それを目指す理由であり、その行為に自分が見出している価値や動機のことです。

したがって 目的=目標+意味となります。

手段とは、目指す事柄を実現する行為・方法・要素です。

ここから本題に入ります。

企業が(個人を含め大小を問いません)糖質制限食を販売する場合について考えていきます。

2通り考えることができます。

(A)
目的は、利益
目標は 売上高〇〇〇〇円
手段は、糖質制限食(販売)

(B)
目的は、購入者のメタボや糖尿病(血糖値)の改善
目標は、多くの人に食べてもらうこと、 そして購入者の血糖値・体重等の数値
手段は、糖質制限食(販売)

(A)の場合目的は利益です、(B)の場合目的は購入者のメタボや糖尿病(血糖値)の改善です。
私の考えは、(B)すなわち、目的は購入者のメタボや糖尿病(血糖値)の改善だと思うのです。

それでは、販売によって生じた利益はどう考えたらよいのでしょう。

利益は結果的(営業行為の結果)に生まれる(果実)「成果・報酬・恵み」と考えます。

それでは利益は、目的でしょうか手段でしょうか

利益は手段と考えます。

利益は、次の商品の開発や、企業組織維持(従業員に対する給料の支払いや、設備投資など)の為の手段です。

けして利益を上げることを否定しているわけではありません。 松下幸之助氏が言われた、企業の使命達成に対する報酬として考えたわけです。

結 論

利益は目的ではなく手段である。
•利益は、次の商品の開発や、企業組織維持(従業員に対する給料の支払いや、設備投資など)の為の手段です。
•目的は購入者の健康(メタボや糖尿病(血糖値)などの改善)です。「ドラッカー」の言う、組織の目的は、「人と社会に対する貢献」です。

■「本質的には利益というものは企業の使命達成に対する報酬としてこれをみなくてはならない」
松下幸之助『実践経営哲学』

■「組織は、自らのために存在するのではない。組織は手段である。 組織の目的は、人と社会に対する貢献である。 あらゆる組織が、自らの目的とするものを明確にするほど力を持つ」。
ピーター・F・ドラッカー『断絶の時代』
(私はその手段である組織を維持するための、手段(相対的手段)が前述の利益だと思っています。)