本当は怖い直売所の野菜

私は農薬を使わず、菊芋、にんにく、ハーブ約60種類を栽培しています。
今日は、鎌で1日草取りでした。
尚、日本でもグリホサート(ラウンドアップ農地用)はジェネリック(サンフーロン等)を含め相当販売され、使われているているようです。
売り上げでは一番だと思います。

道の駅やスーパーヨークベニマルなどで、地元野菜の直売コーナーを見かけます。(農家は、(店舗20%、農協5%の)手数料を支払っています。)

私の住む仙台市近郊の、直売所で売られている農産物の農薬使用について、内情をお話しします。(全部とは言いませんが、農家は、出来れば農薬は使いたくないんです。)

現在農産物を販売する場合、加工品を含め、JASの認定がある場合(シール貼り付け)以外、たとえ農薬不使用でも、「無農薬」として農産物を販売することができません。
JASの認定を受ければいいのですが、小規模農家や少量多品目栽培農家では、手続と費用の問題で認定を受けるのをあきらめている農家がほとんどです。

直売所で売れる野菜の条件です。
安い、形が揃っている、見た目がいい、美味しい(これは食べてみなければわからない)この条件を無農薬、有機肥料で栽培するのは難しいものがあります。
それと直売所に出荷している農家間での安売り競争もあると思います。

有機無農薬栽培野菜として差別化できればいいのですが、JAS法に違反するのでできません。


(私の隣の畑で、頑固に有機無農薬を貫く、姉妹です。左お姉さんの体は草取りの姿勢に固まっています。現在は妹さん一人で頑張っています。名画「落穂ひろい」を連想してしまいます。)

中にはこだわりで、無農薬栽培をしている農家もいますが、野菜に虫がついていた場合などは直売所の棚から下げられ、電話で厳重に注意されるそうです。
葉物野菜の内側に入った虫は、見つけることが難しく、その点でも農薬を使わざるを得ないのだと思います。
消費者も目くじらを立てずに、無農薬栽培なんだ、虫も美味しいものが好きなんだと許してくれてもいいのにと私は思います。(農薬(殺虫剤)を使わなければ、かなりの確率で虫は付きます)

八百屋、スーパー、直売所で売られている野菜の大部分が、多かれ少なかれ(土壌中に残留したものを含む)農薬が使われていると思います。

「こだわり」は、ほどほどにしておかないと、食べるものがなくなります。

農薬がどうしても気になる場合、消費する野菜の一部を、貸農園やプランターで栽培することをお勧めします。
(注・種や苗も無農薬を使う事)